2023年 第20回ベスト・デビュタント・オブ・ザ・イヤー

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2023年ベストデビュタント賞
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BEST DEBUTANTE OF THE YEAR 2023
発表・授与式を開催
5組6名の受賞者が決定!

若手クリエイターを応援する趣旨のもと、2004年より発足したベスト・デビュタント・オブ・ザ・イヤーは、今年記念すべき20周年を迎えました。本賞は、ファッション、映像、グラフィック、アート、音楽、建築、文芸などの分野で、彗星のように現れ、各界に多大な影響を与えた若手クリエイターの中から選出し、懸賞しております。
今年は5組6名の受賞者が決定し、発表・授与式を行いましたので、ご紹介いたします。

ベストデビュタント賞 トロフィー


【受賞者】※順不同。肩書は受賞当時のものです。

●ファッション部門

後藤 愼平さん(MASUデザイナー)

選考委員の満園正明さん

≪プロフィール≫

1992年、愛知県生まれ。文化服装学院卒業後、メゾンブランドのヴィンテージを扱うLAILA へ入社。SEVEN BYSEVENの立ち上げメンバーとして企画・生産に携わる。2018年秋冬よりMASUのデザイナーとして就任。MASUは「ありがとうございます」などに使われる丁寧語の「ます」に由来。丁寧なモノづくりを大切にしながらも固定概念がある要素を再定義することで生まれる新しい量産品を指している。

●ファッション部門

サカイ カナコさん(KANAKO SAKAI デザイナー)

選考委員の南馬超一義さん

≪プロフィール≫

ニューヨークのパーソンズ美術大学で学ぶ。ニューヨークや日本国内のデザイナーズブランドで経験を積んだのちに独立。クリーンなカッティングと、独特で多彩な表情を持つ素材選びと色遣いの組み合わせ、そして伝統技術に新たな解釈を加え現代的に再構築したアイテムをもとに、2022 年春夏シーズンより自身のブランドKANAKO SAKAIをスタートする。日本が世界に誇る文化とものづくりの技術を、ブランドのクリエイションに乗せて世界に発信していくことをミッションに掲げる。

●音楽部門

阪田 知樹さん(ピアニスト・作曲家)

選考委員長のタナカノリユキさん

≪プロフィール≫

1993年12月26日、愛知県生まれ、横浜市育ち。5歳からピアノを、6歳より作曲を始める。東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校卒業後、同大学音楽学部器楽科を中退し、ハノーファー音楽演劇メディア大学に特別首席入学。学士課程、修士課程ともに最優秀の成績にて修了。16歳よりパウル・バドゥラ=スコダ氏に10年に渡り師事。17歳で名だたる世界的ピアニストを輩出し続けるコモ湖国際アカデミーの最年少生徒として認められる。現在は、演奏・作曲・編曲活動を通して、クラシック音楽の幅や様々な可能性、魅力を伝えている。


≪主な受賞歴≫
2016 年フランツ・リスト国際ピアノコンクール(ハンガリー・ブダペスト)第1 位、6つの特別賞。2021 年エリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門第4 位。第14 回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて19歳で最年少入賞。イヴァン・モラヴェッツ賞、ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、聴衆賞等5つの特別賞、クリーヴランド国際ピアノコンクール特別賞、キッシンゲン国際ピアノオリンピックでは日本人初となる第1 位及び聴衆賞。2017 年横浜文化賞文化・芸術奨励賞、2023 年第32 回出光音楽賞、第72 回神奈川文化賞未来賞を受賞。

●映像・グラフィック・アート部門

友沢 こたおさん(画家)

選考委員長のタナカノリユキさん

≪プロフィール≫

1999年10月14日、フランス· ボルドー生まれ。5 歳までパリで過ごす。2018年東京藝術大学美術学部(絵画学科油画専攻)に入学。現在、東京藝術大学大学院美術研究科在学中。スライム状の物質と有機的なモチーフが絡み合う独特な人物画を描く。シンプルな構成ながら、物質の質感や透け感、柔らかさのリアルな表現が観る者に強い印象を与える。2019年久米桂一郎賞受賞。2021年度上野芸友賞受賞。
近年の個展に、「SLIME 」(TheLandmark 、Hong Kong 、2023 年)「INSPIRER」(Tokyo InternationalGallery、東京、2022年)「SPIRALE」(PARCO MUSEUM TOKYO、2022年) 、「Monochrome 」(FOAMCONTEMPORARY, 東京、2022 年)など。2022年、PARCO出版より初作品『KOTAO 』を上梓。

●空間・インテリアデザイン部門

KASA/KOVALEVA AND SATO ARCHITECTS
建築家・アレクサンドラ コヴァレヴァさん/佐藤 敬さん

選考委員の永山祐子さん

≪プロフィール≫
建築家ユニット。Under 35 Architects exhibition 2023「Gold Medal 」2022「伊東賞」、第21回三重県文化賞2022「文化新人賞」、第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展2021「特別表彰」、第38回SDレビュー2019「鹿島賞」等を受賞。2022年より小石川植物祭総合ディレクターを務める。https://www.kovalevasato.com/

アレクサンドラ コヴァレヴァ
1989年11月24日、モスクワ生まれ。2014年モスクワ建築学校MARCH大学院修了。2014-19年石上純也建築設計事務所勤務。2019年KASAを設立(共同主宰)。2022年東京藝術大学COI 嘱託研究員。

佐藤 敬
1987年11月13日、三重県生まれ。2012年早稲田大学大学院修了(石山修武研究室)。2012-19年石上純也建築設計事務所勤務。2019年KASAを設立(共同主宰)。2020-22年横浜国立大学大学院Y-GSAにて設計助手。2023年より横浜国立大学非常勤講師。

授与式には、選考委員長のタナカノリユキさん(クリエイティブディレクター/アートディレクター/映像ディレクター/ビジュアルコミュニケーションアーティスト)をはじめ、永山 祐子さん (永山祐子建築設計 主宰 / 建築家)、満園 正明さん (スタイリスト)、南馬越 一義さん(江戸川大学 社会学部 経営社会学科 教授/株式会社ビームス ディレクターズバンク シニアクリエイティブディレクター)にも駆けつけていただき、賞を授与いただきました。

総評コメント タナカノリユキさん

授与式後のパーティーでは、音楽部門を受賞された阪田知樹さんによるピアノ・ミニライブを開催。
素敵な選曲、そして華やかなピアノの旋律に魅了されました✨

演奏 阪田知樹さん
演奏 阪田知樹さん

ホワイエスペース展示 受賞者パネル

協賛企業の皆様、関係者の皆様、そして会場へ足をお運びいただきましたの皆様のおかげ様をもちまして、素晴らしい授与式となりました。
ここに改めまして御礼申し上げます。

そして、受賞された皆様方の今後のさらなるご活躍をお祈りしております。

★受賞者のインタビューを掲載した「2023ベストデビュタントBOOK」が好評発売中です。是非お手に取ってご覧ください!数に限りがござますので、お求めの際はお早めに!

MFUオンラインショッピングサイト

【開催概要】
日時 令和5年11月29日(水)
   6時15分~6時45分(PM)
場所 セルリアンタワー東急ホテル
   ※ベストドレッサー賞と併催

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