東日本大震災から13年目を迎える双葉町にて「生まれ変わる」をテーマにした短編小説の朗読音楽会が開催されました。
2024年3月10日(日)、福島県の旧双葉駅舎にて「ひなた短編文学賞 朗読音楽会」が開催されました。「ひなた短編文学賞」は会員のフレックスジャパン㈱やMFUが共催していることもあり、事務局員が参加して参りました。🚈
この日は、震災犠牲者への追悼と復興への願いを込めたイベント「ただいま、おかえり 双葉町キャンドルナイト」が開催され、会場のJR双葉駅前には約1千本のキャンドルがともされました。
18時30分から始まった「朗読会」ではナレーターの吉史あんさんによる入賞6作品の朗読と、スナノツカさんによる作品のイメージに合わせた音楽が披露されました。
また、この日の日中は震災遺構各地を訪問し、2021年にベスト・ファーザー賞をご受賞いただきました伊澤史朗さん(双葉町長)から直接お話を聞くことができました。
双葉町では、町全体の15%が避難指示が解除されていますが、かって7000人いた町民は102名の帰還にとどまっているそうです。そのような中、町の復興に向け産業拠点の整備や、新たな町づくりの展望についてご説明いただきました。
またフレックジャパン(株)が操業をはじめた「ひなた工房」にも伺い、現地採用された10名のスタッフの方々にもお会いし、雇用が住民が帰還するための重要な役割を果たしていることを認識させられました。
★短編集「生まれ変わる」は下記サイトよりご覧いただけます。是非ご覧ください^^