MFU掲載紙のご案内 2021年8月5日付 繊研新聞『業界団体トップに聞く』

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👓MFU掲載紙のご案内👓

本日8月5日(木)繊維業界誌「繊研新聞」の「業界団体トップに聞く」のコーナーに、MFUが取り上げられました。是非ご覧ください!!

≪以下、繊研新聞より該当箇所テキスト抜粋≫

業界団体トップに聞く

日本メンズファッション協会理事長八木原保氏

(活動方針にSDGs掲げ)

昨年60周年を迎えた日本メンズファッション協会(MFU)は、コロナ禍だったためイベントの中止や規模縮小を強いられつつも、ベストドレッサー賞などの柱事業を継続した。今年の活動はアワードによる業界活性化だけでなく、社会貢献活動を重点に位置付けている。特に2年前からSDGs(持続可能な開発目標)を前面に掲げる。

チャリティー継続

―この間、厳しい状況が続く。

コロナ禍によって日本社会はもちろん世界全体も閉塞感で出口が見えない状況が続いています。ファッション業界も自社のことを守るのに精いっぱいな中、未来に向かって歩める道筋を示すのがMFUの役割だと思っています。昨年、創立60周年を迎えましたが、コロナ禍のため、特に記念行事は行わず、例年の各アワードの発表授賞式やセミナーなどの事業は、感染予防対策を万全にして無事に活動ができました。

―社会貢献活動を重点に位置付けている。

コロナ禍で社会環境は激変し、ファッション業界などあらゆる分野で企業の存在意義、消費者のライフスタイルが大きな転換点を迎えています。ころした時代だからこそ、SDGsの理念に強く共感し、その目標への取り組みを活動の中核に、前向きな活動をしていきたいと思っています。いくつかの活動はすでに以前から実践し、継続しているものもあります。今年40回目を迎えた「イエローリボン(ベストファーザー)では、親を亡くした子供たちへの奨学金として「あしなが育英会」へのチャリティー基金活動にスタート当初から取り組んでいます。

日本の技術継承も

―以前から長寿時代や日本の職人にも着目している。「グッドエイジングキャンペーン」では、「人生100年時代」と言われ、今まさに到来しつつある長寿時代を豊かにいきいきと過ごすことを目指し、啓発活動を広げているところです。さらに、次代に残したい日本の職人を表彰する「MFUマイスター(技術遺産)認証」では、高度な技術、知識、見識を持つ技術者や技術チームを発掘し、広く伝えていくとともに、ファッションにかかわる物作りの技術そのものの発展と継承を目的にしています。

―今年度の活動方針は。

MFUの理念は「感動創造」。そして、ミッションに「全事業を通し、SDGs達成を目指した活動を行う」と21年度の活動方針を掲げています。これらは長年かけて積み重ねてきた活動を基にしており、時代が変わっても揺るがない普遍的な理念です。だからこそ、今後の時代を生き抜くためにも社会貢献活動は不可欠だと認識しているのです。

■日本メンズファッション協会(MFU)60年に設立。72年に第1回ベストドレッサー賞を発表。「父の日黄色いリボンキャンペーン」をスタートし、第1回イエローリボン賞」(ベストファーザー)賞を発表。様々な角度から新たな事業活動を拡大。会員数は専門・特別・助含め約250。

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