第33回ベスト・ファーザー イエローリボン賞発表・授賞式
今年で33年目を迎えます「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」発表授賞式を6月4日、パレスホテル東京にて開催しました。
本年度は各分野の6人がを選出しました。
政治部門 大村秀章さん（愛知県知事）
経済部門 木瀬照雄さん（TOTO株式会社取締役相談役）
学術・文化部門 宮藤官九郎さん（脚本家・監督・俳優）
芸能部門 原口あきまささん（ものまね芸人）
スポーツ部門 村田諒太さん（プロボクサー）
MFU推薦枠 山本尚徳さん（ピッツァ職人）
また、第25回お父さんの似顔絵・作文コンクールの文部科学大臣賞表彰式を開催し、
似顔絵部門は細谷由槻さん、作文部門は鈴木美紀さんを選出しました。
このキャンペーンは、平和で円満な家庭生活の推進を目的として、１９８２年より一般社団法人日本メンズファッション協会・日本ファーザーズ・デイ委員会が展開しております。
「家族の絆を見つめなおす」「社会の最小単位である家族から日本を明るくする」という主旨を、これからも発信し続けて参りたいと存じます。
≪授賞式の模様≫
●八木原理事長より開催のご挨拶
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●経済産業省商務情報政策局クリエイティブ産業課 伊吹英明課長より来賓のご挨拶
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●似顔絵・作文コンクール表彰式
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●あしなが育英会へのチャリティ贈呈式
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●今年のベスト・ファーザー イエローリボン賞受賞者の皆様
左より、大西MFU名誉会長、八木原MFU理事長、大村様、木瀬様、宮藤様、原口様、村田様、山本様、青木筆頭副理事長
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●報道関係囲みインタビュー
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繊維はもちろん、自動車や航空宇宙といった産業を有する日本一の産業県である愛知県の知事を務める大村さん。その産業を支えるマンパワーを高めることが重要課題であると考え、子どもたちの個性と能力の開発とともに、障害のある子どもたちへの特別支援教育にも力を入れています。
国家公務員、国会議員、副大臣、知事と、なかなか家族との時間が作れませんが、年に一回の家族旅行は欠かしたことがなく、娘さんの「お父さんがベスト・ファーザーなら、私たちはベストドーター」という言葉にも、ほのぼのとした家族の雰囲気が伝わります。
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５６歳の若さでＴＯＴＯの社長に就任、会長を経て２０１４年に相談役に就いた木瀬さんは、一貫して人と接する営業畑を歩んできました。入社当初は人と話すのが苦手でしたが、多くの人と接し、こちらが胸襟を開けば相手も応えてくれることを実感し、特に若い社員に人との出会いの大切さを熱心に説かれます。家族に対しても、社員を見守る企業人としての姿勢と同じく、単身赴任の時代に奥様に語った「進む道はいつも見ているけれど、口出しはしないから、必要なときには相談してくれ」という言葉に子育て哲学が凝縮されています。
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一人娘にも大好評だったという、国民的ドラマ「あまちゃん」の脚本家としておなじみの「クドカン」こと宮藤官九郎さん。その娘さんの誕生から３年間子育てについてエッセーを週刊誌に連載し、娘さんの発する言葉とその感動を記憶にとどめました。子どもと接する際には、最低限の挨拶やマナー、礼儀は教えたうえで褒めて伸ばすのが宮藤さん流。子育ての主導権を握り、娘さんを厳しくしつける奥様への感謝をこめて、ベスト・ファーザー賞受賞はベストハズバンドとしての自覚も必要と語ります。
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子どもをしかるときも、有名芸能人の口調をものまねしながら注意するという原口さん。楽しく無理のない育児をモットーとし、親の理想を押し付けず、子どもが興味を持ち、自分に合う道を選ぶことを応援したいと語ります。大人が先回りして子どもにあれこれと教えないこと、できるだけ子どもの好奇心を大切にし、自分で新しいことを発見できるように見守るのが原口さんの子育て術です。子どもは親の会話を聞いて言葉を覚えるから、夫婦の会話がとても大切とも語ります。最近の夢は、子どもたちから「パパ」ではなく「父ちゃん」と呼ばれることだとか。
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２０１２年のロンドンオリンピックで、強豪ひしめくミドル級を制して、日本ボクシング界に４８年ぶりの金メダルをもたらした村田さん。子育てを義務と感じるのではなく、子どもと一緒にいられることが純粋に楽しく幸せになれるとか。子どもと一緒に過ごすことで子どもの成長が感じられて、親も成長していくものでもあるとも語ります。子どもも必要と感じたら何事も自発的に考え行動するものであり、自主性を尊重することが重要と考える村田さんは、プロボクサーとして世界一になり世界の子どもたちに夢と力を与えたいと熱く語ります。
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イタリアのナポリで開かれる世界ピッツァ選手権で、２００７年から２年連続で優勝を果たした山本さん。今では行列の絶えない『Pizzeria e trattoria da ISA』（東京・中目黒）のオーナーです。この店の売り上げの一部は「あしなが育英会」に寄付。また、子どものピッツァ教室にも力を注ぎ、楽しくピッツァ作りを学んでもらい夢を与えるとともに、食べ物が多くの命と多くの人々のおかげできあがることを実感してもらっています。食べ方でその家庭の教育が分かるという山本さんは、２人の息子さんには、家族での食事を通して礼儀・作法を厳しくしつけているとのことです。
●ベスト・ネクタイスト
日本ネクタイ組合連合会(和田匡生会長)では、イエローリボン賞でベスト・ファーザーに選ばれた方の中から、大村秀章さんと村田諒太さんのお二人を認定し、第6回ベスト・ネクタイスト賞を授与いただきました。
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当日お越しいただきいました皆様、ご協賛者様、そしてプレスの皆様、ありがとうございました” alt=”！！” width=”16″ height=”16″ data-src=”https://mfu.or.jp/blog/wp-content/uploads/image/176.gif” />
