MFUと東京ネクタイ協同組合の合同セミナー“V-zone Brainstorming”分科会を開催いたしました。この分科会は男性の首周り（Vゾーン）に関することを主なテーマとし、今回で11回目の開催となりました。これまで、様々な角度から「ネクタイ」についての議論が行われてきました。様々なご職業の方々にご登壇いただき、企画や販促のヒントを得て参りました。
そして、今回は、「心揺さぶる発信のすゝめ」をテーマに、第1部ではＳＮＳの発信力について笏本（しゃくもと）縫製3代目の笏本達宏氏をお招きし、SNSを用いた「発信」についてたっぷりとお話しいただきました。
岡山県津山市でネクタイ縫製を行う同社は、SNSなどを活用して情報を発信されています。ツイッター、インスタグラム、ブログなど合計で3万8千フォロワーを持つなど広く知られるようになりました。笏本氏は「知られていないのは、存在しないのと同じ」とし、知ってもらうための取り組みが必要と強調されます。情報発信に挑戦することで「戦える存在になれる」とし、国内産地の企業にもその重要性を説かれました。そして、SNS情報発信のポイントも惜しげもなくご教授いただきました。逆境下ではあるが、「まずはやってみること」が大切と話されました。
第2部では、笏本さんをはじめ、有限会社渡小織物 三代目の渡辺太郎さん、東京ネクタイ協同組合 副理事長であり株式会社今井 代表取締役の今井千恵さん、東京ネクタイ協同組合 理事で株式会社和商クラバットハウス 代表取締役の齊藤真規夫さんに加え、ＭＦＵ理事である石津事務所の石津 塁さんをコーディーネーターにお迎えして、それぞれの立場からネクタイの今、そしてこれからについて、業界を盛り上げるにはどのようにしていくべきなのかなど、貴重なご意見を頂戴いたしました。
セミナー後は、軽食やお酒をご用意させていただき「名刺交換会」を開催。
お越しいただきました皆様、有難うございました＾＾
