≪第50回 ベストドレッサー賞≫発表・授賞式を開催いたしました!!

ベストドレッサー賞
ベストドレッサー賞

年末恒例のファッションアワード!7名の受賞者を表彰!

ファッション意識の向上、豊かで充実した生活の提案、ファッション産業界の発展と各界の文化交流を目的として、1972年より「ベストドレッサー」を選考・発表し、本年度記念すべき50回目を迎えました。ベストドレッサー賞は、政治、経済、学術、文化、芸能、スポーツなど各分野で時代をリードする方たちに贈られてきました。本年度も、ファッションセンスは当然のことながらユニークかつ個性的な方々、ライフスタイル全体にお洒落感の漂う方々など幅広い観点から選出し、7名の方々にご受賞いただきましたので、ご紹介いたします。

第50回ベストドレッサー賞 受賞者

政治・経済部門   

設楽 洋さん(SHITARA YO)

株式会社ビームス代表取締役社長

青春時代、VANを中心にアメリカ文化の洗礼を受け、原宿の6.5坪で始めたビームスを世界に羽ばたく「ハッピーライフ・ソリューション・カンパニー」に育てた設楽さん。好奇心旺盛でミーハーイムズを大切にするベストドレッサーです。

設楽さんは、「青春時代に石津謙介さんに憧れていた。石津謙介さんが創設したべストドレッサー賞を受賞できて大変光栄です。今日のファッションは、6年前に作ったスーツを着てきた。SDGDの時代、古いものでも大切にしていきたいと思っている。今後は、日本のいいものを世界に発信していきたい。」とコメントされました。

学術・文化部門   

伊集院 静さん(IJUIN SHIZUKA)

作家

小説家、エッセイスト、作詞家、CMディレクター等多彩な才能を発揮する伊集院さん。大人の着こなしにはいい女といい街が必要と説き、文壇きっての洒落者にして最後の無頼派と呼ばれる、大人の流儀にこだわりをもつベストドレッサーです。  

伊集院さんは服装に関して「清潔で清く、潔い身なりをしたいと心がけてきた・・・・まぁ、女にもてたかったんじゃないかな。」と会場の笑いを誘った。また、「この賞をもらって、友人からは『あなたが元気だということが伝わる』っていわれた。先週、夏目漱石の自伝を出しましたし、自分として良い時期にこういうものをいただいた」と感謝の言葉を述べられました。

芸能部門

吉岡 里帆さん(YOSHIOKA RIHO)

女優

NHK連続テレビ小説『あさが来た』で注目を集め、映画やドラマ、舞台と八面六臂の活躍を見せる吉岡さん。何事にもチャレンジ精神に満ち、おしゃまな女の子の無垢な笑顔と大人の妖艶な表情をあわせ持つ心優しいベストドレッサーです。

受賞の感想を聞かれると、「歴史のある華やかな賞で、光栄です。最近、心の変化が少しありまして、『一生懸命』ってすごく大切で基本だと思うんですけど、一生懸命だけではなくて、楽しんでいただきたい。明るい気持ちになっていただきたい、そういう思いが年々強くなっています。こういうご時世になって前向きになれる作品。力強く背中を押されるような作品を残せるような役者でいたいなと思っております」と抱負を語られました。

芸能部門

田中 圭さん(TANAKA KEI)

俳優

映画からバラエティまで、コミカルからシリアスまでこなす芸歴21年にして、本年は6作の映画に出演した田中さん。日々を大切にひたむきに生き、常にフラットでありたいと思う、シンプルとベーシックを旨とするベストドレッサーです。

受賞の感想を聞かれると「うれしいですし、一緒に受賞された方々には刺激をいただきます。師走に入って素敵なスタートを切れてHAPPYだなと。バラエティや音楽番組司会をやってみたりと、皆から受け取る刺激が増えた一年でした。」とコメントされました。

スポーツ部門

鳥海 連志さん(CHOKAI RENSHI)

車いすバスケットボール選手

先の東京パラリンピックでは、車いすバスケットボール日本男子史上初の銀メダル獲得に貢献し、同大会MVPに選出された鳥海さん。そのスピーディで多彩なプレーのように、髪形やファッションに人一倍気を遣うベストドレッサーです。

鳥海さんは「競技以外は、普段は義足で生活しています。パラリンピックスポーツや、車いすバスケットボールのアイコンとしてこういった賞を受賞するのは意味がある。僕自身これからもそういう役目を担っていくのは自負しているので光栄です。」また、「受賞が決まって、すぐに『ビームス』さんに電話をかけました。バスケマンらしく、でもユニホームとは違う、かっこいい仕様にしてくださいと、この衣装を作ってもらいました!」と語られました。

インターナショナル部門   

マンリオ・カデロさん(MANLIO CADELO)

サンマリノ共和国特命全権大使

世界最古の共和制国家・サンマリノ共和国の駐日大使を20年務め、157ヶ国の最古参大使として駐日外交団長の重責をこなし、知日家・親日家として知られるカデロさん。真のマナーをわきまえた品位ある正統派ベストドレッサーです。

「サンマリノ共和国はヨーロッパでは一番古い国です。でも世界では日本が一番古いです。私は日本の哲学と、自然やエコロジーを大切にしている日本人を尊敬しています」と語られました。

特別賞

草野 仁さん(KUSANO HITOSHI)

フリーキャスター

NHKを退職後、報道番組からバラエティまで数多くの番組に出演し、35年続く長寿TV番組「世界ふしぎ発見!」では、柔和な人柄が評判の名司会者、草野さん。文武両道の、毅然としたスーツ姿が印象的なベストドレッサーです。

「半世紀にも及び続いている素晴らしい賞を受賞できて、仕事をしている人間にとっては最高の喜びです。」と受賞の喜び語られました。普段のファッションのポイントについては、「どんなに頑張ってモノがモノなので大した事ありません」と謙遜しつつ「清潔感のある服装でありたいなと思います」と話されました。

※受賞者のコメントは、一部を抜粋。

さて、ベストドレッサー賞といえば、レッドカーペットなのです!

受賞者それぞれのイメージで作曲された曲を生バンド演奏!

粋な演出がレッドカーペット歩くを受賞者を後押ししました♪

受賞セレモニー後の懇親パーティでは、ベストデビュタント賞音楽部門を受賞されたピアニストの角野隼斗さんによるミニライブや、過去のドレッサー受賞者のピアニストの西川悟平さんによるミニライブが行われ、大変盛り上がりました★

この度の授賞式イベントは、新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として、参加人数を制限しての開催となりました。普段のドレッサー会場は、2000名程の来場者やプレス関係者で混雑することもありましたが、今回は事前登録制の全着席スタイル。来場者からは「ゆったりと落ち着いて見ることができた」と好評でした。お食事やお酒をご提供させていただき、来場者同士コミュニケーションをおはかりいただきました。

東日本大震災からの復興への願いを込めた「ブルーローズキャンペーン」チャリティも行いました。2000円以上募金いただきました方に対し、『奇跡』や『夢がかなう』などの花言葉がある「青いバラ」のピンバッジを差し上げました。売上は一般社団法人日本メンズファッション協会から、あしなが育英会を通じて、東北の被災地に寄付されます。

ベストドレッサー賞のテーマカラーである「ブルー」の胡蝶蘭!!素敵すぎるお花も届き会場に花を添えてくれました!

関係各社様、報道関係者様、来場者の皆様、誠に有難うございました。

開催概要

「第50回 ベストドレッサー賞発表・授賞式」

日時 令和3年12月2日(木)18:35~20:30

場所 セルリアンタワー東急 セルリアンタワーボールルーム

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