第32回ベスト・ファーザー　イエローリボン賞　発表・授賞式開催！

第32回ベスト・ファーザーイエローリボン賞　

発表授賞式を開催しました

ベスト・ファーザーイエローリボン賞は、本年度３２年目を迎え、

父の日に先駆けだ恒例イベントとして、皆様に定着してまいりました(＝⌒▽⌒＝)

本年度の受賞者の方々は、

●政治・経済部門・・・・・福島　保様（ベネッセホールディングス代表取締役社長）

●学術・文化部門・・・・・・野村萬斎様（狂言師）

●芸能部門・・・・・・生瀬勝久様（俳優）

●芸能部門・・・・・・土田晃之様（タレント）

●スポーツ部門・・・・・・白石康次郎様（海洋冒険家）

以上の５名です

ベストファーザーの方々の「父親像」をご紹介いたします！！

約30社からなるベネッセグループを統率し、家に帰れば大学生の息子と高校生の娘の父親である福島保さん（↑写真）。福島さんご自身は5人兄弟の4番目として生まれ、働き者の父親から自立心を植え付けられ、教育産業や子育て、社内教育を通じて「自立」をサポートするのが自身の役割との信念を持つにいたりました。社会に出てどう生きるか、どのように自分を生かすか、その準備をしながらスキルアップし、新しい社会や時代で生きる道をつかんでほしいと語ります。

連綿として継承されてきた伝統芸能、狂言の名門・野村家に生まれた野村萬斎さん。狂言師としてはもとより、現代劇や映画・テレビにも出演したりと活躍されています。中学2年生の長男・裕基くんもすでに狂言師として活躍中ですが、この時期こそ狂言の型や表現方法を体に埋め込むことが肝心として熱心に指導。「自分の舞台より、子供に教えるのが一番疲れます」とのこと。伝統を守りつつ、新しい時代を真摯に生きる姿勢は3人のお子さまたちに引き継がれていきます。

稀代の個性派俳優として舞台や映画、そしてテレビドラマにひっぱりだこの生瀬勝久さん（↑写真）。家族間での約束事は、朝の「おはようございます」と就寝前の「おやすみなさい」の挨拶です。そして、自分の機嫌で子供に接しないことをモットーに、「親は手本。間違うことがあっても、子供に対しては絶対的な存在でなくてはいけない。威厳をもって父親という存在を演じることも必要。」と断言します。子供に過度な期待や夢を持たず、趣味を共有するのが夢とのことです。

お昼の主婦向け番組から深夜番組まで、テレビで目にしない日はないほどの多忙な人気お笑いタレントの土田晃之さんは、家に帰れば4人のお子さんの子煩悩な父親でもあります。「勉強を教えることはできないけれど、生き方なら教えられる」と子供たちとのコミュニケーションを大切にしています。そして、子供たちに望むことは、何か一つでも人には負けないものを作ること。一生続けられる何かに出会うために、やりたいということはすべて応援するとのことです。

26歳でヨットによる単独無寄港世界一周を達成し、当時の世界最年少記録を更新した白石康次郎さん。昭和一桁生まれのガンコ親父の「何ごとも自分で考えて行動しろ」との厳しい躾のなせるわざでもありました。自身も子供の喧嘩には、相手を怪我させない、失礼な言葉を使わない、卑怯な態度はとらないと教えるのみ、自分で解決させるという方針。命がけで夢を追う自分の姿を通して子供たちに自然の尊さと夢を持つことの大切さを伝えられればと語ります。